今朝、怪我で縫った足の親指を抜糸してもらうために8時半に病院に並びました。
病院というところに滅多に行かないので、たまに行くとそのシステムの不思議さに興味津々。
8時半から患者さんは早いもの順に3列のベンチに右から並んで座ります。
8時45分になると、受付マシーンの電源が入り、座った順番に診察券を読み取らせて各科に振り分けられます。
そのままの順番で有人受付に行き、保険証をチェックしてもらいます。
1.どうせなら保険証もマシーンで読み取らせろよっ!
と、この時点で思います。なぜなら、マシーンを終えた人々が、人力で保険証をチェックするカウンターに並ぶと時間がかかって、長蛇の列になるわけですが、その位置が玄関を入ったところにあたります。すると、その時間に病院に入ってきた人々は奥に行けないという状況が起こります。松葉杖の人なんかはとても悲しそうな状況に陥ります。
多分、このマシーンを導入して以来、ずっとこの状態なのだと思います。
2.おいおい、係の人は立っているだけじゃあ仕事とはいえないよ!「こちらにこうやってお並びください」とかなんとか言って整理しろよ!
と、この時点で誰もが思うとおもいます。
そして、整形外科の待合室に行くと、ベンチは必然的に大きなテレビに向かって座るようにけしかけられています。
我が家にはテレビがないので、銀行や友達の家や病院のこういう場所にくると、食い入るようにテレビを観てしまいます。
先週、縫った次の日に消毒に行ったときには、トランス脂肪酸を限りなくゼロにする挑戦をするミスタードーナッツの商品開発部の若手ホープのドキュメンタリーでした。
なんでも、お客様相談室に寄せられた多くの質問の中で、「ミスタードーナッツはトランス脂肪酸が身体に悪いと知っていて何の対処もしないのか?」というのが増えているらしいのです。
私は言いたい。
3.トランス脂肪酸が心配なら、ミスタードーナツを買うなよ!
それでも商品開発部としては、トランス脂肪酸を含まないドーナツを開発せずにはいられないらしいのです。
商品開発部の若手ホープは、ところが自分では何もできません。
提携している油脂メーカーの開発部員に、トランス脂肪酸ゼロのピンク色をしたイチゴ味のチョコレートコーティングを作れ!と指示するだけです。
油脂メーカーの女性研究員は、とても頑張りました。彼女こそが、商品開発をしている本人です。
それでも『ミスタードーナッツは、トランス脂肪酸を限りなくゼロに近くするために頑張っています!』というのはミスタードーナッツだ。
間違っても『提携の油脂メーカーが頑張ってくれました!』とは言わない。
8回目のプレゼンテーションで、ミスタードーナツのホープはムシャムシャッとイチゴチョコレートコーティングのドーナツを食べて、言いました。
「言い方は悪いけど、今までの商品と比べるとまるで蝋を食べているみたい。
チョコレートという感じがしないな!」
4.おい!当たり前じゃん!今までの商品はトランス脂肪酸が入っているからこそできた味である! いうなればトランス脂肪酸の味だよ!テクスチャーや味が、同じコストで良くなるわけがないだろう!
今までだって、イチゴチョコレートコーティングは蝋みたいだったし。
なんてったって、今のままで美味しくできているからいいじゃない。
私も年に一度くらいは食べますが。
私は、心の中でこんなふうに考えてしまう自分の言葉のお下品さにときどき嫌になりますが、やっぱり世の中には無駄なことが多すぎて、まちがった経済活動も多すぎると思うの。消費者がもっと賢くなるべきだと思うの。
ミスタードーナツはトランス脂肪酸が入ってても美味しければいいじゃん。
それでも美味しいと思って好きだと思う人が食べればいいじゃん。
相手のせいにして相手任せにしないで、自分で選べばいいじゃん。
どうよ?
そうじゃなければ、ミスタードーナッツは、固形の油脂でドーナツを揚げるのをおやめになるべきだと思うの。イチゴ味のチョコレートコーティングもあきらめて健康的な違う商品ラインナップを作ればいいのに。
健康に気遣うなら液体のオイルで揚げようよ。
で、結局本日はまだ早いということで抜糸もできませんでした。