今年もとうとう11月に突入いたしました。
ついこないだまで夏だったのに。
わたしは夏の間、だいたい6月から9月くらいまでの3ヶ月間は、顔を洗ったら化粧水もつけないでいいくらい肌の調子が日本の湿度にちょうどよく、もちろんファンデーションも塗らないのでたいへんラクチンな毎日なのですが、10月の半ばくらいのある日突然、顔を洗ったあとに顔の皮膚がつっぱるようになり、それ以降は来年の梅雨時まで毎日基礎化粧品が必要になり、しかも、なぜだかファンデーションを塗らないとものすごく乾燥してシワシワになってしまうのでとても残念です。
どこか一年中ちょうどいい湿度の国で暮らしたいなあ。
先日テレビで見たのですが、フランスでは水の硬度が高いので顔も髪も毎日は洗えないそうです。
朝起きたら、顔を洗わずにいきなり化粧水を塗り、お化粧を始める若い女性が取材されていました。
髪も3日に一度洗えたらいいくらいだそうです。
毎日洗っていたら、髪がバシバシになっちゃうんですね。
そんなことを思うと、日本の水は柔らかくていいですね。
20年くらい前にラスベガスに行ったときは、ホテルのシャワーで、石けんを洗い流しても流してもいつまでもヌルヌルしていたのが思い出され、砂漠の水だから仕方がないよなと思っていたのですが、この夏行ったときにはまったく普通の水でした。
なにか浄水場が進化したのでしょうか。
水は大切です。
きれいな水がないと生きていけないのだけど、日本で水道の栓をまわせば普通に飲める水が出てくる生活に慣れた私たちはなかなか危機感を持てませんね。
でも、着々と日本の水源地は外国人に買い取られはじめているそうです。
食糧難どころか、水源を奪われたら大変なことに。。。
キッチンドッグ!の野菜を作ってくださっている農家の土地には、羨ましいことに水源があります。
岩手の農場も、高知の農場も、とてもきれいな水が湧き出る場所なのです。
東京にいるわたしたちには想像もつかないけれど、塩漬けで保存した山菜や乾燥して保存した野菜を水で戻すときには、半日湧き水のところにザルに入れておいておけばよいのだそうです。
なんと、水道水で洗い流していた私は、「フランスの古いお城をもらうよりもずっとそっちの方がいいよな」と思ったものです。(まあ、誰もヨーロッパのお城をくれるとは言ってないけどね)
今や、飲み水はすでに水道水では危険がいっぱいと言われ、ボトルで買ってあたりまえの時代になっていますが、近い将来には今度は空気を買ってあたりまえの時代になることでしょう。
エステー化学の社長さんは、そのために現在の主力商品である芳香剤から、将来の主力商品になるであろう『空気』または『空気清浄フィルター』の開発に着手すると言っておられました。
長い高度経済成長の時代が終わり、これからは生きていくための基本中の基本の物質の奪い合いになるとは!
色々な意味で、頭を柔らかくしておかないと、どんどん変化して行く常識についていけなくなることでしょう!
まず、身の回りの無駄な情報を断捨利して、ゆっくりリモートビューイングしてみるかなー。