デニス・バンクスが来日中です。
今年は、喜太郎さんと一緒に制作したCD、『Let Mother Earth Speak 』を発売したので、そのプロモーション(?)も兼ねています。
CDのプロモーションというよりも、母なる地球を守ろうというプロモーションというべきか。
福島へも行って鎮魂のセレモニーをしたいと言っていました。
先日は、レッドリリーマグノリアへも食事にきてくれて、デニスの記録映画を撮っている監督のマリー・ミシェルと森井先生もかけつけてくださり、いろいろなお話をしました。
人や動物たちのいのちについて、健康について、オルタナティブな医療について、これから起こるであろう地球=世界の変動について。。。
家に帰って、Let Mother Earth Speakを何度も聴いていると、デニスの聞き慣れたきれいな声に乗ったなにかもっと深いメッセージがあるような気がしました。
今日はお天気もいいし、初秋のような風の温度で気持ちがいいし、まさにインディアン・サマーですね。
今頃、エコファームでスエットロッジをやっていることでしょう。
今年は行けなくて残念!
とても健康的な表情になったデニス、数年前に倒れて以来、野菜ジュースを毎日飲み、毎朝2マイル,5マイルと歩き、サラダを食べる習慣をつけて体重も減らしたようです。
去年会ったときよりも、肌がきれいになっていました。
青年の頃から一緒に戦ってきた親友のラッセル・ミーンズが10月に亡くなったそうです。
ラッセル・ミーンズとデニスが供にウーンデッドニーでの占拠抗議をしたのが1973年だから、それ以来約40年も供に戦ってきたということか。
5年前にも、10才の頃から一緒に育ち、一緒にAIM(アメリカ・インディアン運動)で活動してきた
フロイド・ウェスターマンが亡くなっています。
「どんどん友達が亡くなって、減っていく」
と言っていますが、そんなことないよ、どんどん若い友達が増えていってるんだから。
そして、もう一人のAIM指導者、クライド・ベルコートは今もお元気で活動を続けていらっしゃいます。
私が願うのは、残されたデニスとクライドさんの健康と長寿。
多くの、これはほんとうに多くの若い
アメリカ・インディアンの人々の精神的な支柱なのですから。
そして、アメリカ・インディアンだけではなくて、多くの世界中の地球を愛する人々の精神的な支柱でもあるのですから。