K家のDavid父さんに、アロエベラをいただきました。
キレイ!!
花粉症に悩まされていたものの、アロエを食べていたら知らぬ間にかなり改善されていたのに気づき、伊豆で大きな株をわけてもらって会社の庭に植えておいたら、どんどん大きくなったとか。
私も年々ひどくなっていく花粉症に備えて食べてみることに。
そして、ついでに皮の裏側に残った粘液性の果汁を、お風呂上がりに顔やら身体中に塗ってみました。
アロエ化粧水があるくらいだからね。
朝、シャワーを浴びたあとに身体中に塗って、一日普通に過ごし、夜お風呂に入ってみてびっくり。
お湯に浸かると、身体中がアロエのヌルヌルで覆われていることを発見。
すごいね、強力な保湿膜ができていたんだよ。
では、アロエのどんな成分が花粉症に良かったのか?
アロエの成分を調べてみると。。。。。驚くほどいっぱい。
1. 多糖体系成分
美肌効果
ネバネバなのは、山芋などに含まれるのと同じ『ムチン』。
コラーゲンの生成を促し、食べれば身体の中の筋肉の、塗れば皮膚の弾力性・水分を保つ。
浸透性が良く、肌の奥まで浸透するため、皮膚細胞を瑞々しく保つのです。
消化吸収を助け、促進させる働き。
血糖値を降下させる働き 。
生殖能力に関与するアミノ酸が多く含まれているため、強壮に良し。
殺菌作用
1969年 シムス博士・チンメルメン博士が
広範囲の連鎖球菌・ブドウ状球菌・モニリア属菌に対比する、殺ウイルス・殺バクテリア効果がある事を発表。
細胞の活性化
肉芽形成促進力があり、死滅した細胞・感染した組織を酵素分解で取り除く力があり肌の細胞増殖を促す。
傷・怪我の治癒
肌の細胞増殖を促し再生修復作用が強い。(やけど・傷、怪我の治療・ニキビ跡など)
2. アロエチン(キダチアロエに含有)
カビ・細菌を死滅させる作用があり、大腸菌・連鎖球菌・肺炎菌などのグラム陰性、陽性両方の菌の発育を阻止します。
又、白癬菌などの糸状菌を殺す作用もある。
内服すると、アセトアルデヒド(二日酔い・悪う酔いの原因になる物質)の分解を早めてくれる。
3. アロエウルシン(キダチアロエに含有)
ただれを起こした組織再形成促進効果がある。(胃潰瘍・十二指腸潰瘍など)
傷、火傷・虫刺されにも効果がある。
4. アロイン
表皮の裏側に豊富に含まれている。服用すると、便秘解消や健胃作用がある。
シミの原因である、チロシナーゼの活性化を抑えるので美白効果もある。
5. アロチミン
解毒作用
細菌系の毒素を解毒する作用あり免疫力が高まる。
愛知県癌研究所で癌のウィルスの活動を抑制することが発表された。
6. 酵素類
食物を分解したり、有用なものに合成したりする化学反応を常温、常圧の身体のなかで行ってくれる。
アロエベラにはこの酵素と酵素補が多く含まれている。
(オキシターゼ・カタラーゼ・アミラーゼ・リパーゼなど)
7. アミノ酸類
人間の身体の健康を維持するのには20種のアミノ酸が必要だが
この中の8種が体内で合成されない為外から摂取する必要のある必須アミノ酸。
アロエには、この8種全てが揃っている。
8. ビタミン類
ビタミンA⇒ 夜盲症、体内でムチンを合成する力を補助する
ビタミンB1⇒ ブドウ糖の代謝を円滑にし、エネルギーを高める。
食欲増進、組織の成長を高める。 (不足すると、むくみ・神経炎などの原因に)
ビタミンB2⇒ エネルギーを高める。
ビタミンB6⇒ たんぱく質代謝に重要な役割があり、成長の本質的なものに命を与える作用
ビタミンB12⇒ 骨髄の内部で赤血球が生育するのを助ける。
ビタミンC⇒ カルシウム・葉酸の動きを活性化。 コラーゲンを作る。
ビタミンE⇒ 酸化による細胞の老化防止。
葉酸⇒ 貧血症の克服。
9. ミネラル類
カルシウム・カリウム・亜鉛・鉄・マグネシウム・マンガン・銅などを含有。
などなど。すごいではありませんか。
ちなみに、夜寝る前にちょっと空腹状態で食べるのがベストだそうです。
就寝中に、腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌優勢の腸内環境に改善されるからです。
しかも、血行促進によりからだが温まり、神経系統もやすまり、熟睡できるとか。
さっそく、犬たちのごはんにもちょっとずつお裾分けいたしました。
花粉症には、鼻の穴にヌルヌル成分を塗るといいかもよ。。。